初めまして❀栄養士です。
勅使苑では月に1回、手作りおやつを提供しています。
どんなおやつをご提供するかは、ご利用者様から何を食べたいかの要望を伺い、決定します。
2月は「あんこのお菓子が食べたい」との声から「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」を作りました。
大宰府の名物として人気のある餅菓子で、そのアレンジバージョンです。
皮は白玉粉と豆腐を使用し、高齢者の方にも食べやすく、とても美味しい生地が出来上がりました。
ご利用者さまの前でホットプレートで焼きながら提供させて頂きました。部屋中がお餅を焼いた匂いで
いっぱいになり、ご利用者様や職員が集まってきました。
少し焦げ目が付く位がいいお味で
「つきたてのお餅みたいだ~」「と~っても美味しいわ」「あっつあつ、熱いけど食べちゃった~」
「まずいなんて選択肢はないよ~」などの声をいただけました。
ある男性のご利用者様は、上着の胸ポケットをごそごそ探していました、どうしたのかお尋ねすると
「サイコーに美味しいからお金を支払わなくちゃ」と仰っていました。うれしい限りです。
勅使苑の定番おやつになりそうです。
レシピを載せておきますので良かったら作ってみてください。
材料(約15個分)
・白玉粉 200g
・絹豆腐 200g
・水 大さじ3~適量
・つぶあん 180g
①生地を作る
ボウルに白玉粉、絹豆腐、水を入れ、耳たぶくらいの柔らかさになるまでよくこねる。
生地を15等分して丸める。
➁包む
①を丸く延ばして中央につぶあんをのせ、周りの生地をかぶせるように包む。(イメージは肉まんを作る感じ)
上からやさしく押さえて平らにする。
➂焼く
ホットプレートを200度に熱し、➁を並べて約5分程焼く。ひっくり返してさらに3分程焼いたら完成。(焦げ目が付く位しっかり焼くと匂いも味もとてもおいしかった~)