【日帰りバス旅行】今年は大須観音に行ってきたよ!


ゴールデンウイークが終わったこの時季、勅使会では日帰りバス旅行に出かけます。
今回は、私達『ケアハウス勅使』と『くつかけホーム』『第二勅使苑』の皆さん、そしてご家族様やご友人さんも一緒です。

【昔なつかし 名古屋の名所めぐり】と題して、名古屋市内を観光しながら、大須観音で昼食。その後は名駅近くにある『ノリタケの森』で過ごす行程です。
名古屋城、名古屋市庁舎、テレビ塔、大須観音など今の名古屋を巡りながら、かつて住人さんたちが活躍した名古屋を懐かしんでもらえたらな・・・、と企画いたしました。

(昭和初期の名古屋城の写真を見ながら)昔、毎日この横を自転車で走ってたぞ」
「そうだったんですか。この写真みたいでしたか?」
「ん~懐かしいなぁ」

「昼食はどこのお店で食べますか?決まりました?」
「俺は矢場とんかなぁ」
「うなぎを食べに行くわ」
「おいしい天むす屋さんがあるのよ」
「今もあるかなぁ、あのてんぷら屋さん・・・」

この記事の最後に、車椅子や押し車をご利用の方と一緒に、大須に出かけたいとお考えの方たちの参考になればと思い、調べた事や体験してきた事を書き残しておこうと思います。興味のある方は、参考にどうぞ。
車椅子や押し車をご利用の方と大須観音に行ってみたい方へ

大須をご存知でない方にとって、『大須』って言われても、ピンときませんよね。
大須には、大須観音や大須商店街などといった名所があり、とても古くから栄えている歴史があるところです。
名古屋近郊にお住まいだったケアハウスの住人さんであれば、知らない方はいませんでした。
「あそこにスーパーがあるだろう?自転車でしょっちゅう行ってたよ」
「観音様の近くで、からくり人形が踊るのよ」
「知らないもなにも、あそこに住んでたわよ」
「商店街の外れに、行きつけのお店があるのよ」
「大須観音に行くたびに、あそこのうなぎ屋にいっとったわ、わし」
私自身、学生時代、大須は電気街の一面もあったため、一角にあるアメ横ビルによく行ったものです。

さぁ、皆さんから何回「懐かしいなぁ」と言ってもらえるでしょうか。

いつもは職員が扮する、なんちゃってバスガイドがおしゃべりをしますが、今回は違います。
プロのバスガイドさんに案内をお願いいたしました。

55人乗りの大型観光バスです。名古屋高速を走りましたが、防音壁よりも目線が高いので、名古屋市内が良く見えます。
遠くに目を向ければ、御岳や恵那山、向きを変えれば養老山脈や伊吹山まで。

「私の日頃の行いがよいので・・・」
と、ガイドさんが笑いを誘い、バス内の雰囲気も和らいでいきます。

私たちにとって『名古屋』は、あまりに近すぎるため、観光の対象と見る事はありません。
しかし、ガイドさんの話を聞きながら、改めて見る名古屋はとても新鮮に映ります。
名古屋城、市庁舎、テレビ塔、御園座(建て替え中で建物はありませんでしたが…)、白川公園等をめぐり、第一の目的地『大須観音』に到着です。

ここからは、皆さん自由行動です。お食事場所の選択も自由です。
皆さんどこで食べますか?
うなぎ屋さんに行く人、てんぷら屋さんに行く人、洋食屋さんに行く人、矢場とんに行く人。
「集合はここに12:30ね」と大須観音で分かれます。
ということで私は、住人さんと一緒に天むす屋さんに行きました。

「ちょっと遠いですけど、行けますか?15分くらいは歩きますけど・・・」
「このくらいなら、大丈夫よ」
「むしろ、僕の腰が痛くなってきましたよ」

このお店は、テイクアウトも出来ますが、お店の中でも食べることが出来ます。
まず食べて思ったこと、おいしいのは当然でしたが「熱い」。
たまに、お土産で天むすを頂くことがありますが、「熱い」と感じて食べたことはありません。
だから出来立ての天むすって、こんなにおいしい物かというのが、一番の感想です。

特にココのてんぷらには、三つ葉が入っていたので、味と色にアクセントがあったのも、好印象でした。
「普段あまりお昼はたくさん食べないけど、こんなに食べれちゃったわ」
「出来立ての天むすっておいしいんですね。来てよかったです!疲れもとれちゃいました」
「それだけで足りるの?」
「じゃぁ、おかわりしようかな」
とってもおいしかったので、調子に乗って15個も食べちゃいました。
「私はお土産に、もらって帰るわ」

集合場所に向かうと、時間が少し早かったので、喫茶店でコーヒーを飲んだり、大須ういろを買ったり。
2時間があっという間に過ぎました。

 
 

一方、他の方たちも思い思いの場所で、おいしいご飯を頂いたようで、満足げでした。
「わらじトンカツ食べて来ましたよ。(スマホで撮影した写真を見ながら)これ見て下さいよ」
「定食を頼んだら、うな丼と、刺身とてんぷらが付いててなぁ・・・ゲホッ」
「クレーブ(クレープ)食べたよ」
 


さて、お次は、名駅(名古屋駅)近くにある、『ノリタケの森』です。
名駅周辺は、高層ビルが立ち並ぶ、まさに名古屋の中心街。
そんな環境にあるにもかかわらず、緑に囲まれたしっとりとしたところ。とても落ち着いた雰囲気があります。
ご存知の方も多いと思いますが、ノリタケは世界的にも有名な食器の会社。
そのノリタケが運営している施設です。
広い芝生の広場があったり、食器の絵付け体験や食器のミュージアム、職人さんたちの作業風景をまぢかに見る事ができるなど、多目的に過ごせる場所。
レストランや喫茶店もあるので、1日過ごせそう。
 
ただ、この日は異常に暑かったせいで、一部の参加者さんは疲れてしまったようでしたが・・・。

クラフトセンター内のミュージアムに行ってきましたが、色とりどりの食器がたくさんあって、まぶしいことまぶしいこと。
「これ鑑定団に出したらいくら値打ちがつくかなぁ」
「あっ、この食器、ホームページに載ってましたよ」
「あっ、ほんとだ。いっしょだ」
「ほんと、いっしょね」

「お土産買いましたか?」
「これよ」
「納屋橋饅頭?(なやばしまんじゅう)」
「ココにも売ってたんですか?さすが名古屋名物www」


このたび、この企画にご賛同いただき、ご参加いただいた利用者の皆様をはじめ、ご家族様、そしてご友人様、ボランティアの皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
また来年のこの時期に、このような企画を考えていますので、
「一緒に思い出、作りに行きませんか」


ここ大須は、階段や段差もあるし、トイレも少し不自由はありますが、でもそれを感じさせない補っても余りある人の温かさを感じさせてくれるところだと思いました。
多少不便でも、『何度でも行きたい』そう思えるところです。
今回参加したいと希望された住人さんが多かったのも、きっとこういう理由があったからなんですね。

ここは豊明市。少し遠いので気軽には行けません。
でも、もし行ける機会があれば、また住人さんをお誘いして行ってみたいな。



車椅子や押し車をご利用の方と大須観音に行ってみたい方へ(大須観音および商店街)
大須に行ってみたいけど・・・とお思いの方の参考になればと。
ココでいくつかのお店をピックアップしますが、地理的、および大須商店街連盟様のご意見を参考に、私が選んだものです。下見時が火曜日であったことと、旅行日が木曜日であったことにより、いずれかが定休日のお店は調べていません。したがって独断と偏見な内容となりますことをご了承ください。

以下のサイトで、大須商店街の地図を見る事ができます。私たちもフル活用させていただきました。
サイト内の『ぐるぐる商店街マップ』から、ご覧いただけます。(28/5/16現在)

大須商店街公式ホームページ「アット大須」
http://osu.co.jp/

【行き方】
まず、どうやってココに行くか。
地下鉄が利用しやすいかもしれません。
地下鉄?と思いますが、大丈夫。エレベーターで簡単に地上に出ることが出来ます。
地下鉄鶴舞線『大須観音』駅の1番出口が、エレベーター仕様になっています。
電車に乗り込むときも、駅員さんがスロープを使って乗り降りの介助をしている光景をよく見かけます。
聞いた話ですが、到着駅を伝えておくと、降りるお手伝いをするために駅員さんが到着駅で待っていてくれるそうです。
大須観音境内までは、エレベーター出口から約100メートルほどで到着です。

雨が降っている場合はやはり傘は必要です。
商店街に入るまでは我慢です。

【大須観音】
なぜか、ココにはベンチがありません。
皆さん石組みなどをベンチ代わりにされていました。
境内内は砂利敷きですが、通路はフラットになっているので通りやすいです。
賽銭を納めたい場合は、階段を上る必要があります。
階段中央には立派な手すりがあるので、つかまって歩ける方は上まで登ることはできます。
残念ながら、ココにはエレベーターはありません(あったかもしれませんが見つけられませんでした)ので、ご注意ください。
それと、ハトがたくさんいます。エサを準備しておくと、ハトと戯れることが出来ますよ。
子供達がハトと無邪気に遊んでいる光景を見ているだけでも、ホンワカと温かい気持ちになれます。

【トイレ】
次はトイレ。
3箇所を選びました。商店街内にはトイレは他にもありますが、『大須観音の近くで』という選択です。
1.KOMEHYO名古屋本店本館4階のトイレ(身障者用トイレ)~観音から約150メートル
 お店の中のトイレではありますが、商店街来場者用に開放してくださっています。
2.地下鉄大須観音駅内トイレ(身障者用トイレ)~観音から約150メートル
 地下鉄1番出口がエレベーターになっているので、それで降りると、50メートルほど先にあります。
3.大須観音前トイレ(一般洋式トイレ)~観音から10メートル
 文字通り、大須観音の目の前にあります。ただしココは一般の洋式トイレです。

基本的に飲食店の中にトイレはありますが、和式だったり、とても狭かったりしますので、たとえ飲食中であっても、いったん外に出てこちらを使用することも必要でしょう。

【食事】
次は食事です。以下のお店を調べてきました。
『うなぎのやっこ』『御幸亭』『互楽亭』『シャポーブラン大須本店』『鯛福茶屋』『カレー&カフェかのん』。少し離れたところで『天むす千寿』『矢場とん』。
基本的に大須観音周辺が主になります。
まず、第一に感じたこと。
最近のバリアフリー化の建物に慣れてしまった私たちにとっては、いくらか不便さを感じることは否めません。
でもよく言いますよね、「おいしい物は別腹」って。好きなものなら、お腹いっぱいで苦しくても食べれちゃうでしょ。
多少不便でも、いろんな思い出がいっぱいつまった『大須』ってだけで、がんばれちゃう事もあるんじゃないかな?

あとお店によって定休日がまちまちです。
営業時間も11:00開店だったり、11:30開店だったりさまざま。
各店席数は少ないので、今回私たちは、念のために開店10分前に並ぶようなスタイルをとりました。

『うなぎのやっこ』。ケアハウスの住人さんに一番人気でした。
「大須に行くとココでうなぎを食べる」という方がいたくらい、有名な老舗。
正直、こんな事までしていただけるの、って思うくらい、とても良くして下さいました。
人数がはっきり決まっていれば、予約をすることが出来ます。

『御幸亭』
昔ながらの洋食屋さんです。
ココもとても歴史のあるお店のようです。
有名店なので、車椅子をご利用の方も、よくお見えになるそうです。
食後に、お店の前のベンチで休憩しましたが、ココも雰囲気満点です。

『互楽亭』
うどんが食べたいと言われた方のために、選んでみました。
比較的、専門的なメニューのお店が多い中、ココはうどんやラーメン、その他、ファミレスのように多種のメニューが選べます。
うかがった時間が午後2時ごろでしたが、半分以上の席が埋まっていたので、時間帯によっては、満席なんてことがあるかもしれません。

『シャポーブラン大須本店』
ココは飲食店というよりは喫茶店ですね。
サンドウィッチやスパゲティ、後はケーキなどのメニューが豊富でした。
ガラス張りのオシャレな建物で、お店の中も比較的広く席間も広めなので、移動は楽に出来ると思います。
ただしお店の入り口が2~3段の階段になっています。

『鯛福茶屋』
大須観音のすぐ横にあります。
みたらし団子などのいろいろな団子、それにたい焼きがおいしそうでした。
お店の前にベンチがあるので、買った団子をココで食べましたが、おいしかったです。
お店の中でゆっくり食べることもできます。

『カレー&カフェかのん』
ココは文字通りカレーのおいしい喫茶店といったところ。
大須観音の目の前にあります。
目を引いたのは、お店の前の看板に書いてあった『ぜんざい』の文字。
私も好きですが、住人さん達にも大人気の品。
カレーも辛くないので、食べやすいし、ぜんざいは・・・言うことございません。

少し離れますが『天むす千寿』と『矢場とん』。
どちらかというと、地下鉄上前津駅に近く、商店街外の場所になります。
まずは『天むす千寿』
この店は、お店の方の話によると、名古屋で最初に天むすを提供したお店だそうです。
一般的に名古屋の名物として、天むすが上げられますが、実際の元祖は三重県のとあるお店だとか。
そこが閉店に際し、3つのお店に「のれんわけ」し、その1つがココだそうです。
小さなお店ですが、ひっきりなしにテイクアウトのお客さんが出入りしていたので、人気の程が分かります。
場所は、南大津通りで道の東側、『赤門』交差点のすぐ南にあります。
小さなお店なので、6~7人が座れる程度です。
満席だったら、テイクアウトして、車の中や最寄のベンチで食べるのが良いかな。

『矢場とん』
場所は、『天むす千寿』さんの近くで、北に歩いて2~3分行ったところになります。
今回、平日でしかも開店前に行ったにもかかわらず、7~8人の列が出来ていたそうです。
外国人観光客も多く来場するくらいの有名店です。混雑必須です。
1階がカウンター席ですが、2階がテーブル席のようです。
分かりにくいですが、エレベーターがあります。
非常に込み合うお店なので、ココをご検討の方は、問い合わせたほうが良いかもしれません。

【買い物】
買い物編です。
お土産を買うもの楽しみの一つですよね。
『大須ういろ』『青柳総本家』『納屋橋饅頭万松庵』などのお店があります。
『納屋橋饅頭万松庵』は他のお店と比べると、大須観音から少し離れています。

印象に残っているのが『せんべい朝日軒』。
昔ながらのお菓子が、袋に入って売っているんですが、実はココでちょっと嬉しい出来事が。
かりんとうがおいしそうだったので買ったんです。
店員さんがそれを袋に入れて、手渡して下さったので、まぁ当たり前に受け取りました。
そしたら、先に買われた住人さんが、
「袋の中を見てごらん♡」
言われるままに見ますと、買ったはずのないせんべいが、1枚入っていました。
「何だこれ?これは買ってないよ」
「私の袋にもほら」
お店の方の粋な計らいに、ノックアウトです。
お店の人も言ってくれればいいのにね、もう一袋買っちゃうのに。

この記事いかがでしたか?今までに 9 人 の方が『見たよコール』をしてくれました。

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