今年の一泊旅行はここ!京都 滋賀を巡る『平等院』『延暦寺』世界遺産のたび


今年も例年同様、住人さん達と一緒に遊びに行って来ました。
今年参加されたケアハウスさんは以下のとおり。

ケアハウス ゴジカラ村さん:http://gojikaramura.jp/jigyosyo/12.html
ケアハウス ふじの郷さん:http://www.tya.1st.ne.jp/~aikoukai/
ケアハウス 聚楽さん:http://setochuo.com/chuokai/care-house/
それと私たちケアハウス勅使です。

総勢23名です。
平等院と延暦寺。
壮大な日本の歴史に触れ、ご先祖様を想う2日間を過ごします。
今回も旅行会社の添乗員さんが同行しているので、参加者さんも皆安心してくださると思いますが、いつもと雰囲気がちょっと違う内容に、はたして住人さん達がどんな感想を持ってくださるか、正直なところ私たち職員は期待と不安で・・・ドキドキ((*゚д゚*))


天気は上々、気分も上々。途中道路の渋滞も心配しましたが、それもなく予定より少し早めに着きそうです。
数度サービスエリアで休憩がてら買い食いを楽しみ、無事に第一の目的地『平等院』に到着です。

風が心地よくって、上着を脱いでちょうど良いくらい。
昼食を済ませ、宇治川の流れを横目に見ながら、目的地をめざします。
 
さすが京都ですね。国宝やら重要文化財という文字をあちらこちらで見かけます。
この日は平日でしたが、外国からの観光客も多くとても賑わっていたので、旅行気分が更に増します。

それもそのはず、先日ニュースで見ましたが、アメリカのある旅行雑誌がアンケートを行い、京都が『世界の人気都市ランキング』で1位に選ばれたそうな。

ソースはこちら
CNN.co.jp:京都が2年連続で首位に 世界観光都市番付-(1/2):
http://www.cnn.co.jp/travel/35067062.html

押し車をご持参の方も参加されていますが、やる気満々な私達職員にとって押し車の一つや二つなんの造作も無いこと。おまけに看護師さんもいるので、体調管理も万全です。

平等院はお色直しがされていて、きれいでしたよ。
特に屋根の両端に配された、鳳凰の金色がまぶしい事、まぶしい事。

一通り見学を済ませた後、自由行動となり、皆さんがお土産屋さんに向かう中、ある参加者さんと一緒に予定の場所に向かいます。

予定の場所?

そう、予定の場所があるんです。

実は、今回参加された住人さんから、とある相談を受けていました。
それは、
「お賽銭を投げる場所に案内してほしいの」
と言うもの。

よくよくお話を聞けば、誰だって、
「うん!任せといてください!!必ず何とかします!!!」
と、そう答えてしまいたくなるほどの理由がありました。

この『古銭』を供養のために、お賽銭にして納めたいの。

予定の場所に着きました。

これがその古銭。

「ん~、これが。そうですか~」
この古銭にまつわる沢山の思い出を聞いていた私は、ついそう言っていました。

その後、無事に納め終え、
「きっと、ここ 、ここに御主人もいて、一緒に喜んでいますよ(` ^ ω ^´)σ」
と言って一緒に笑いながら、何ともいえない達成感を満喫し、平等院を後にいたしました。

皆さん、沢山お土産を買ったようです。
『蛇口をひねるとお茶が出る』と言うくらいここはお茶が有名ですからね。財布の紐がゆるむのも止むを得ません。


「さぁ次はホテルにご案内します」
と、添乗員さんのアナウンスに従い、バスは琵琶湖の雄琴温泉に向け走ります。
翌日に備え、延暦寺に程近いこの温泉をチョイス。

今回おじゃましたのは、ホテル雄山荘さんです。
ホテルのご好意もあり、良いお部屋をたくさん準備くださり感激。

「さっそく風呂行きましょうよ」
「大浴場って何階でしたっけ?」
「2階じゃないか?」
「でも、この案内図どこにも風呂は載って無いよ??」
「そうだな~」
「ん~でもまぁとりあえず行って見ましょうよ」
「そうですね」



説明受けたにもかかわらず、風呂の場所がわからず、男4人が浴衣姿で、風呂セットを手に持ったまま、うろうろ歩き回ります。
「お、ここで飯が食えるじゃないですか、このカレーうどん美味そうですよ」
「あ、ビールの自販機がありますね!」
「あ、ここにもエレベータがあるなぁ。でも3階までしかない」
「こうゆうゲームコーナーって何処のホテルにもありますよね~」
なんて、情報を仕入れながら・・・

「あ、タオル忘れてきた!(;゚Д゚)」
「風呂に行けば多分置いてありますよ」
「そうですよ、そうですよ」
なんて言っていると、
「部屋の鍵は・・・持ってるな!なんか心配になっちゃいますよwww」
「www」
なんて、皆で笑いながら・・・

「風呂なんて何処にも無いがや・・・ここ2階だろo(゜д゜=゜д゜)o」
「ん!そう言えば、離れのナンチャラって言ってませんでしたっけ、あの仲居さん」
「あ~あ~ww」
「あ~あ~ww」
「あ~あ~ww」
と一件落着。まさに『あるある』。

一緒に温泉につかり、疲れを癒したあとは、いよいよ宴会です。
こちらもホテルのご好意で、テーブル席を作っていただきました。

宴もたけなわ、ここぞとばかりにこの日のために仕込んだかくし芸や、得意のカラオケで盛り上がります。
私も歌わせていただいたんですが(歌わざるを得ない状況になるのでやむなく)、緊張で一気に酔いがさめてしまうのが、個人的にはちょっと残念でしたけど・・・。

「それでは明日は9時出発となります」
と添乗員さんの案内でお開きです。

「お酒を飲んだ人~お風呂は明日の朝にしましょうね~」


二日目

旅行の締めくくりに準備した比叡山『延暦寺』。
法然、親鸞、栄西、道元など名だたる名僧を輩出し、日本仏教の母山といわれる、この延暦寺。

「1000年以上の歴史を持つここ延暦寺で、何かを感じそして持ち帰っていただきたい」

今回はこの延暦寺を存分に味わっていただくため、事前に皆さんに延暦寺の歴史や楽しみ方をご紹介しようと、案内役をお願いした自称『日本一参拝好きな施設長』として有名な私どもの施設長の手には、ぎっしりと調べ上げられたメモ書きが握られています。
バスの前に陣取った私たちは、皆さんの気持ちの昂ぶりを到着時に最高潮にするべく計画を練ってきました。

「昨日はゆっくりお休みいただけましたか」
と言う添乗員さんの案内も、早々に切り上げてもらい、今度は施設長がマイクを握ります。

「(現地まで30分掛からないみたいです!)」
「(30分!じゃー慌ててしゃべらないと!)」
ひそひそ話、いや、綿密な情報交換を行います。
だって調べ上げられたメモ書きには隙はありませんから!

「(あと、○○kmって書いてありますよ。・・・と言う事は何分くらい?)」
と、添乗員さんに確認します。
「(施設長!あと5分くらいだそうです!この先信号も渋滞もないそうなので正確な数字です!)」
「(了解!)」

「(あっ!あと100mって書いてありますよ、施設長!)」
「えっ100m!!!」



「(到着しました!)」
「(ん!よし!)」



「(ふ~)」
「(ふ~)」
「(ふ~)」
何とか予定通り伝え終わり、添乗員さんを含め何気に顔を見合わせ、変な『やり遂げた感』を感じ、お互い笑っちゃいましたねwww

さぁ、いよいよ参ります。
やはり足を踏み入れると、徐々に空気が変わっていくのを感じます。
そこそこにぎやかなのに、空気に重みを感じると言うか、静かな空気と言うか、それなりに騒がしさはあるんですが、それを感じにくい空気というか・・・。
 

そうこうしていると、他のケアハウスから参加された女性スタッフさんが、
「ちょっと見て下さいよ!」
と、こんなものを見せてくれました。

心して便器に物を捨てるなよ やがてつまらん君がゆくすえ


トイレの中で見つけたそうで、壁に貼ってあったそうです。
「これぞ延暦寺!」

添乗員さんと施設長に従い、着いて行きます。
ここは平等院同様、写真NGが多く写真は少なめです。

住職からの法話を聞き及び、神妙さは最高潮。
1200年間、消えることない『不滅の法灯』に、本尊『薬師如来』がかざす薬指の秘密などを聞き、さすがの住人さん達も、大きくうなずくばかり。

さぁそろそろ昼食を食べに行きましょう、と言う事で、延暦寺でいただく精進料理を堪能します。
雰囲気を引きずったままいただく精進料理、おいしかったなぁ。一見物足らなさを感じますが、いやいや全然。食事は味や見た目だけでは無いことを再認識。
 


今回の旅もそろそろ終わります。
皆さん、どう感じていただけたんでしょうか。
お茶や八橋、お守りなどたくさんお土産を買われた様ですが、記憶のお土産も沢山持ち帰っていただけたみたいなので・・・とてもうれしいです。


【体が不自由な方とお出かけの方へメッセージ】
今回私達が訪れた『平等院』と『延暦寺』にお出かけされる方の参考になればと、私達が見た現地の感想などをお伝えしようと思います。

平等院
観光バスで出かけましたので、正門前のバス専用駐車場からの移動になりました。平等院内は比較的平地で歩きやすいですが、一部20メートルほどの十数段程度の階段を歩く事になりました。ただ階段といってもとても低く、踏みしろも広いので、横に介助者がいれば問題は無いでしょう。たとえ車椅子でも通れるでしょう(4枚目の写真の場所です)。
鳳翔館は必見です。館内に長い階段がありますが、各所にいる案内の方に声を掛けたところ、特別にエレベーターを使わせていただきましたので現地でお聞きください。お土産売り場は平等院北側にある商店街になりますが、ここはまったく問題はありません。楽しめますよ。

延暦寺
東塔を訪れました。延暦寺バスセンターに駐車し、延暦寺会館で昼食を摂りました。一般車両もここに駐車できるみたいです。
ざっくり言うと、ここは観光地ではありますが、どちらかと言うと『修行の場』と言うイメージ。ですから、車椅子や押し車をご利用の方には、過ごしにくい印象です。
基本的に全容が山の斜面にあるため、平らなところは、根本中堂前や大講堂の前、万拝堂の前の中継地などのごく一部です。どちらかと言うと少ないと言っていいでしょう。その代わりスロープ(急な所あり)があるので、車椅子でも行く事は可能です。
ただし、建物入り口や建物内は、段差や手すりの無い階段(6~7段)がとても多いです。手引き歩行ができる方であれば大丈夫なので、時間を掛けてゆっくり歩いていきましょう。
延暦寺会館の中には、お土産売り場や喫茶コーナーがあるため利用したいところですが、会館前の道は傾斜が強いため車椅子の方はもちろん、押し車の方はとても大変でしょう。今回は特別に、添乗員さんが車を手配してくださいましたので、数人の方は車でバスセンターまで送っていただけました。車の送迎については正式なサービスではない場合があるので、会館にお問い合わせください。

この記事いかがでしたか?今までに 4 人 の方が『見たよコール』をしてくれました。

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